生物統計情報学講座 特任助教
牧戸 香詠子
近年、レセプト等の大規模医療データベースを用いた観察研究が盛んに行われるようになりました。臨床研究の王道といえば、ランダム化比較試験ではありますが、マンパワー、コストや倫理的な問題にて、実施困難である場合があります。一方、観察研究では、統計学的手法を用いて実臨床にて生じるクリニカルクエッションを解明することができる可能性があります。当研究室では、今後、ますます発展が期待される大規模医療データベースを用いて、診断や治療法の開発につながる情報等の新しい知見を得る研究を行います。